みなとみらいレディースクリニック【みなとみらい駅徒歩1分 横浜/婦人科・産科】

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性感染症

おりものが何となく気になる、パートナーが性病と診断された、陰部にできものができたなど、不安なことはありませんか?女性の場合、男性に比べて自覚症状が少ないことが多く、気が付かないうちに性病にかかっていることもあります。治療が遅れると不妊症や子宮外妊娠の原因となることもありますので、不安な気持ちや、いつもと違う症状があったらご相談にいらしてください。

クラミジア

女性のクラミジア感染症の半数以上が全く自覚症状を感じないともいわれていますので、おりものの量やにおいが気になる場合もちろん、コンドームを使用せずに性交渉をしたなど、心配な状況がある場合には積極的に検査を行うことをおすすめします。内服の抗生剤で治療します。

淋病

膿性のおりものが典型的な症状ですが、激烈な排尿痛を伴う男性尿道炎と異なり、女性は自覚症状に乏しい場合があります。一回の性行為による感染伝達率が高いので、パートナーに症状がある場合には検査を行うことをおすすめします。点滴の抗生剤で治療します。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ

無症状から、おりものが膿性や水っぽいなど、症状が様々な感染症です。クラミジアや淋病が否定され、細菌性腟症として治療しているが症状が改善しない場合には検査が必要です。内服の抗生剤で治療します。

トリコモナス

泡状で悪臭のするおりもの、強い痒みが特徴の感染症です。他の性感染症に比べて感染者の年齢層が幅広く、中高年者でもしばしばみられます。腟のみでなく、尿路への感染の可能性があるので、腟錠ではなく経口薬で治療します。

性器ヘルペス

初発の場合、2~10日間の潜伏期をおいて突然外陰部に水泡性の潰瘍が多発し、激痛を引き起こします。鼠径リンパ節の腫れや痛みを伴うことが多く、痛みのため排尿や歩行が困難となることもあります。抗ウイルス薬で治療します。再発の場合は比較的症状が軽いことが多いですが、再発の頻度が高い場合には心身のストレスがかなり強くなりますので、再発抑制療法を行うこともあります。

梅毒

梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主に性的接触により性器や口などの粘膜や皮膚から感染します。性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりや痛みの少ないただれができる、痛み、痒みのない発疹が手のひら、足の裏、体中に広がるなどの症状がありますが、発症に気付かない場合もあります。近年患者数が増加していますので、心配のある場合には検査をおすすめします。内服の抗生剤で治療します。

尖圭コンジローマ

大陰唇、小陰唇、会陰、腟、肛門周囲などに、乳頭状またはカリフラワー状のイボが発生します。痛みや痒みはありませんが、見た目が不快で精神的ストレスの原因となります。塗り薬で治療します。

 

その他、HIV、B型肝炎、C型肝炎、HTLVなどの血液検査、咽頭のクラミジアや淋菌の検査も行っております。